表題番号:2021C-600
日付:2022/04/07
研究課題既設インフラの維持/撤去に関する社会的合意
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 社会科学総合学術院 社会科学部 | 教授 | 浜本 篤史 |
- 研究成果概要
- 戦後日本は、インフラ建設を通じて国家の繫栄を成し遂げてきたが、すでに老朽化した施設も少なくなく、これらをどう維持管理していくのか/撤去すべきかどうかという議論は、今後の社会的課題となっている。本研究ではこの課題に取り組むための基礎的作業として、コンクリートおよび土木構造物と社会との関係について、文献研究と現地調査をおこなう予定であった。新型コロナウイルス感染症の状況により、現地調査を断念し計画を縮小したが、環境社会学研究者と工学系研究者との共同企画により、環境社会学会第63回大会において「コンクリートと社会」と題するセッションを開催し、これを通じた議論から建設業界および技術者の問題認識等を把握することができた。