表題番号:2021C-450 日付:2021/12/22
研究課題戦後日本における社会運動の長期的趨勢:社会運動のイベント分析による数量的把握
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 西城戸 誠
研究成果概要
 本研究の目的は、戦後日本の社会運動の趨勢を数量的データによって示し、社会運動の変容過程を捉えることである。社会運動のイベント分析と呼ばれる手法を用い、社会運動のイベントを報じる新聞記事から情報を抽出し、データセットを作成した。各年の社会運動イベントの発生数、行為形態などの変化を把握する。
 今回の研究ではこれまでの構築してきたデータ(1945-2005年)に加えて、2006年からのデータセットを構築し、2013年までのコーディング作業が終了した。また、従来まで手作業で行っていたコーディングの方法を教師情報とし、機械学習で自動的に分類し(最終的な内容チェックは手作業)、イベント分析コーディング方法を進化させた。