表題番号:2021C-445
日付:2022/03/22
研究課題横光利一を中心とする昭和文学研究の国際的発信
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 文学学術院 文化構想学部 | 教授 | 十重田 裕一 |
- 研究成果概要
- 本研究は、横光利一を中心とする昭和文学研究の国際的な発信を目的としている。コロナ渦にあっても着実に研究を進め、研究期間内に学術書、十重田裕一『横光利一と近代メディア 震災から占領まで』(岩波書店、2021年9月、pp.1-416、第30回やまなし文学賞 研究・評論部門)を出版した。さらに、2021年3月20日開催の横光利一文学会第20回大会シンポジウムでの発表に基づく学術論文、十重田裕一「横光利一における本文研究の可能性――直筆原稿・メディア・検閲」(『横光利一研究』第20号、2022年3月、pp.105-110)を発表した。他に、昭和文学研究の成果としては、安藤宏・大原祐治・鬼頭七美・十重田裕一編『坂口安吾大事典』(勉誠出版、2022年4月、pp.1-850予定)を刊行する予定である。以上のように、当該年度中に研究成果の国内外における発信を行った。