表題番号:2021C-442 日付:2022/04/08
研究課題ジェンダーの人類学と教授法に関する調査研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 國弘 暁子
(連携研究者) 早稲田大学 教授 松前もゆる
(連携研究者) 明治大学 専任講師 碇陽子
(連携研究者) 青山学院 助教 菅野美佐子
(連携研究者) 東京外国語大学 准教授 椎野若菜
研究成果概要
西洋固有の土壌で生まれたジェンダーやセクシュアリティに関する数々の主張がスタンダード化され、その逆に、普遍化に対する反発をも世界各地で生じさせている。このような(反発も含め)一元的な動きが見られる現代において、人類学の視点からアジア、アフリカなどの多様で特殊なジェンダー事象と向き合ってきた研究者たちは、この大きな現象とどう向き合い、さらに、現代的な価値観をもつ若者とどのように向かい合うべきなのか。大学の教育現場とは、専門的な知識がまさに社会の側に開かれる重要な契機である。その交差地点においてジェンダーについて教授する手法を、複数の人類学者が集い議論する共同研究を実施した。