表題番号:2021C-417 日付:2022/02/02
研究課題情報更新と情報開示行動の理論仮説の構築とシミュレーション分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 上條 良夫
研究成果概要
現代社会は情報が氾濫している。これらの情報の中には、情報発信者が意図せず発信してしまったもの出る場合もあるが、より重要と考えられ情報の多くは、誰かの意思によって公開するべきか否かを事前にスクリーニングされた結果である。本研究は、発信者が側の情報公開の有無に関わる意思決定および、受信者側の情報入手後の信念更新に関する経済学の理論的モデルを構築し、実験による検証を最終目標とするものである。本研究では、理論仮説の導出および理論仮説からシミュレートされたデータに対して統計分析を行い、必要な分析手法やデータサイズを検討し、外部研究費の応募の際の基礎資料として利用した。