表題番号:2021C-367 日付:2022/03/10
研究課題高等学校における、QFTとピア・フィードバックを融合した英語ライティング活動の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 本庄高等学院 教諭 細 喜朗
研究成果概要
本研究の目的は(1)ライティング指導に,QFTの概念を取り入れる最適な方法を見いだす。(2)QFTの概念をライティング活動に取り入れることは,根拠をもとに主張することにつながるのかを考察する。本実践の対象者は高校3年生2クラスに属する81名である。目的(1)に対して,QFTの概念を取り入れることで、疑問を言語化するために7回の授業を計画し、支援活動を実施することができた。目的(2)に対して, エッセイ課題を出し,主張と根拠についての関係を考察した。結果,根拠から主張が提示できているかについては,ルーブリック評価で平均8.1 (n=81)であった。このことから,適切な根拠を提示し主張することにおいて教育的効果があったことが示唆された。