表題番号:2021C-365 日付:2022/05/23
研究課題測定機器作り、及び機器づくりを通した「適応的コンピテンス」の獲得に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 井上 貞行
研究成果概要

29(2017)年版学習指導要領において「資質・能力の育成」に重点を置くことが明確にされてきている。学習指導要領では「資質・能力の育成」のための方略として、主体的・対話的・深い学び等の具体的な方略が提起されている。これらはDeSeCoのコンピテンシー概念に影響を受けていると考えられているが、本研究ではコンピテンシー概念のなかでより本質的と考えられる「適応的コンピテンスの獲得」にかかわる授業・教材開発を行うことを目的とする中で、その基礎として探究概念の歴史的経緯、中でもアメリカのJJ・シュワブおよびJ・デューイの探究観についての比較検討を行い、日本の新学習指導要領の中での探究観について検討を行った。