表題番号:2021C-357
日付:2022/02/02
研究課題競技性をもつ理科実験教材の開発とアクティブラーニングへの応用
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 竹田 淳一郎 |
- 研究成果概要
高校の化学では結晶構造を学習するが,教科書の紙面上では二次元でしか表現できないために結晶構造の立体感を理解するのは難しい。しかし,教科書に載っている結晶模型の作成方法は時間のかかるものが多く授業時間内での完成は困難である。そこで本研究では安価な材料を使って簡易に結晶模型構造を作成できる教材を開発し,授業で実践をした。その結果は授業を受けた生徒にアンケートをとって確認し,成果を日本理科教育学会第71回全国大会で「短時間で安価に作成できる結晶構造模型の開発とその実践」というタイトルでオンライン発表を行った。今後は,この開発した教材を競技種目に利用できるように改良するのが目標である。