表題番号:2021C-346
日付:2022/03/28
研究課題歴史学・考古学研究の営為・成果を基盤とした歴史教育の構成に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 森下 壽典 |
- 研究成果概要
- 本研究課題は、考古学研究に関わりつつ、歴史教育にも携わる立場から、歴史学・考古学研究の実践やその成果を歴史教育に応用する方法や具体例を検討するものであった。研究の結果、諸研究の背景にある考え方やプロセスそのものを生徒に追体験させるような授業構成が重要であること、生徒の生活世界と研究をつなぐために、各地域の地域資源が重要であることがあらためて確認できた。一方、極端に構成主義的な授業が、歴史不可知論を惹起する可能性があることを含め、授業構成に関する理論的研究も重要であると考えられる。なお、「南蛮人燭台」については、本研究課題のもとでさらに研究をすすめ、その成果の一部は全国学会において発表した。