表題番号:2021C-313 日付:2022/02/27
研究課題メコン河流域内人口移動の空間的相関と域内セーフティネット構想の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 大門(佐藤) 毅
(連携研究者) 名古屋大学 国際開発研究科 准教授 内海 悠二
(連携研究者) 名古屋大学 経済学研究科 教授 萬行 英二
(連携研究者) 早稲田大学 理工学術院 教授 北野 尚宏
研究成果概要

メコン河流域諸国間のインフラ整備により拡大した物的・人的接続性に伴い活発化した越境移民が、疫病・失業等の地域的に偏在するリスクの多寡に影響を受け居住パターンを形成することを地理情報として可視化し、空間情報を踏まえた制度インフラを構築できないかを探求した。人口動態の空間的把握を行いながら、セーフティネットの制度面を拡充するという構想について検討した。越境移民が抱えるリスクを空間情報として可視化し、リスクを軽減するための構想を描くこと、さらには構想を推し進めるための法制度や財政支出、対外援助の現状や域内セーフティネットの将来像を描くことを目指した。