表題番号:2021C-301 日付:2023/04/06
研究課題スポーツイベントの開催が人々のスポーツ参加に与える影響を測定するための尺度開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 松岡 宏高
研究成果概要

本研究は、スポーツイベントの開催がどのように人々の継続的なスポーツ実施に影響を与えるのかについて解明するという科研費による研究プロジェクトを補助する意図で取り組み始めた。しかしながら、大会スポンサー関連のスキャンダルによって、オリンピック関連の調査を実施できる状況ではなくなった。また、新型コロナウイルスのスポーツ参加への影響も懸念されたため、過去に収集したスポーツ観戦に関するデータを再検討することとした。2019年のラグビーワールドカップ直後の国内リーグ戦の来場者の検討を試みた。Two-Stepクラスター分析を用いて観客層を探り、有効な5つのクラスターを発見した。それらの中には、世間でにわかファンと言われる「一時的観戦者」というセグメントも見られた。