表題番号:2021C-241
日付:2022/11/07
研究課題新規可変容量デバイスを用いた広帯域電圧制御発振器ICの研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 | 教授 | 吉増 敏彦 |
- 研究成果概要
- 45-nm CMOS技術を用いて、新規可変容量デバイスを考案した。本可変容量を電圧制御発振器ICに応用し、マイクロ波で発振する回路を設計した。さらに、研究室外部のファブでチップ試作していただき、性能を評価した。その結果、動作電圧=0.36 V、発振周波数帯=3.2 GHz~6.4 GHzの広帯域特性が得られた。また、位相雑音特性は、-133 dBc/Hz(10 MHz離調)の特性が得られた。これらの性能を総合的に評価するため、FoMTを計算したところ、-210.4 dBc/Hzの世界トップレベルの性能が得られた。この発振器ICを国際学会(IEEE RF IT Symp)で発表した。