表題番号:2021C-231 日付:2022/02/03
研究課題沿岸部処分システムにおける緩衝材の地下水浸潤プロセスの実験的評価およびモデル化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 国際理工学センター(理工学術院) 准教授 王 海龍
研究成果概要

本研究では国産ベントナイトクニゲルV1と海外産ベントナイトMX80を対象に濃度が異なるNaCl水溶液で浸潤する際に発生した水分の拡散とNaイオンの拡散現象を検討したNaCl水溶液の濃度は0.5M,1.0M2.0Mとし浸潤時間は13840hの範囲で12ケースにしたNaCl水溶液の濃度が高いほど水分の拡散が早くなるとNaイオンの移動は水分の移動と比べて著しく遅延していることが確認されたベントナイトにおけるイオンの移動遅延については新たな発見として今後継続してメカニズムを追求する