表題番号:2021C-228
日付:2022/03/22
研究課題光応答性微細相分離構造を形成する動的バイオ表面の作製と細胞応答挙動制御
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 講師 | 土戸 優志 |
(連携研究者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 武田 直也 |
(連携研究者) | 生命医科学専攻 | 大学院生 | 高橋 麻夕香 |
(連携研究者) | 生命医科学専攻 | 大学院生 | 向笠 雅史 |
- 研究成果概要
- 培養基材表面の微細構造や親疎水性などの表面特性変化が細胞に認識され、応答挙動に影響を与えることが明らかとなっており、光や熱などの外部刺激によって可逆的に表面特性を変化させられる基材表面を作製して細胞挙動操作を行う研究が注目を集めている。我々はこれまでに、局所的・即時的な刺激を与えられる光刺激に着目した、光可逆的に表面特性を変化させ得る培養足場の開発を行っている。本研究では、新規の合成高分子を培養基材表面に修飾することによって、微細相分離構造を形成するバイオ表面を作製した。このバイオ表面の微細な相分離構造は光に動的に応答し、細胞の応答挙動を制御し得ることを示唆する結果を得た。