表題番号:2021C-214
        日付:2022/04/09
    
研究課題原始的なエネルギー獲得系の再現
    | 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 木賀 大介 | 
| (連携研究者) | 電気・情報生命専攻 | 修士学生 | 高木有隣 | 
- 研究成果概要
- 本研究は、初期生命が用いるアミノ酸の種類を追及する申請者の一連の研究を拡張するための、基礎となるものである。全生物の共通祖先も、ある段階では現在の生命と同じように、20種類のアミノ酸をタンパク質合成に用いていたことは間違いない。しかし、生命の初期進化を考察するために、それ以前、20種類のアミノ酸を用いる以前の遺伝暗号について追及する必要がある。そこで、本研究では、遺伝暗号に最後に加わった可能性が高いトリプトファン(Trp)が存在せずとも動作する解糖系を再現する。この研究のために、生体内での活性、試験管内での活性、双方からアプローチを、活性予測プログラムを用いて効率化する。