表題番号:2021C-179
日付:2022/03/29
研究課題知能因子の先行研究から非定型発達児者のコミュニケーション能力の実体を探る
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 片田 房 |
- 研究成果概要
- 一次的障害(身体的又は知的な基礎機能障害)があるために、社会的参加が著しく制限されて生じる二次的障害(高次精神機能障害)への対策は、特別支援教育の重要課題のひとつである。本研究では、定型発達児者群を対象とする先行研究により提唱された社会的知能因子(社交性、社会性、言語能力、情動コンピテンス等)の構造を指標とし、知的障害者のコミュニケーション能力に連動する社会知能の最適化を諮った。認知的乖離現象(能力の山と谷)が相対的に顕在化するウィリアムズ症候群遺伝子疾患に焦点を当てた研究会を実施し、知的障害青年者の能力の山が活用できる多様な職種の開拓と生涯学習権を担保するカレッジ構想を追求する基盤を築いた。