表題番号:2021C-178 日付:2022/02/02
研究課題寿命法による感圧・感温塗料計測法の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 准教授 松田 佑
研究成果概要
感圧・感温塗料計測法は,その検出原理により強度法と寿命法の大きく2つの計測手法に大別される.強度法は計測システムが比較的シンプルであり広く利用されている.ただし強度法では,感圧・感温塗料の基準状態からの発光強度変化を検出することで圧力・温度を計測するため,計測対象の移動のために励起光強度が変化するなどの圧力・温度以外の発光強度変化がある場の計測は不得手である.そこで本研究では,感圧・感温塗料の圧力・温度変化に応じて変化する発光寿命を計測する寿命法に着目し,計測システムの構築を進めている.特に本年度では,多様な感圧・感温塗料の量子収率・発光寿命の圧力・温度依存性を精査した.