表題番号:2021C-157 日付:2022/02/07
研究課題協働の場としての農的空間の実態とその変遷に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 助手 小松 萌
研究成果概要

本研究では、複数の農的空間の空間構成の実態およびその変容を解明し、その比較考察を通して農的空間の社交性・多様性を評価した。既往知見から農的空間の社交性・多様性の評価指標を「規模」「プロポーション」「囲み度」「歩行率」「用途の混在度」「囲み度の混在度」「交通利便性」の7つに設定し、それらを用いて農的空間の空間構成の実態を明らかにした。その結果、農的空間を「囲み度」「歩行率」「用途の混在度」「囲み度の混在度」に基づいて評価することができ、農的空間の特徴的な空間形態を示した。さらに、計画者へのヒアリング調査を通して、農的空間への意図的な計画的介入とその実現が可能であることを明らかにした。