表題番号:2021C-155
日付:2022/02/05
研究課題建築意匠におけるナショナルロマンティシズムの理念構造の研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 准教授 | 渡邊 大志 |
- 研究成果概要
昨年度からの継続課題であり、フィンランド発祥のナショナル・ロマンティシズムとその精神に基づく絵画、彫刻、ステンドグラス、服飾、テキスタイル、建築など多分野の創作作品群を分析し、その受動的能動性による創作態度が近代国家形成期に果たした社会的役割を調査した。また、同様の観点から日本の古代、近現代建築のうち建築以外の分野の技術やデザイン言語によって作られた部位をサンプリングし、未来のグローバル社会における創作論として展覧会および書籍にまとめた。展覧会は在日本フィンランド大使館、ヘルシンキ・アアルト大学ラーニングセンターギャラリーにて実施し、和英併記の書籍「ひとつなぎの建築 Unity Architecture」をADP出版から刊行した。