表題番号:2021C-092 日付:2021/10/17
研究課題新型コロナ感染症・インフルエンザ等の感染症同時測定法の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 伊藤 悦朗
研究成果概要
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する超高感度抗原検査法を開発し,10-18 moles/assayまでが検出可能であることがわかった.一方、ヌクレオカプシドタンパク質については,10-17 moles/assayの検出限界を得た.生きているウイルスについては,他機関で紫外線照射によって不活化したものを譲渡いただき,104 RNA copies/assayまで検出可能であることが分かった.インフルエンザウイルスA型ならびにB型についても,他機関から入手して実験を進めている.これらはバイオセーフティレベル2であるので,早稲田大学への申請後に使用が可能となっている.A型の方がB型よりも感度良く計測が出来ている.