表題番号:2021C-025 日付:2022/04/07
研究課題20世紀初頭のキューバにおける人種主義と差異の概念
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 准教授 岩村 健二郎
研究成果概要
20世紀初頭のキューバにおける人種主義と差異の概念の分析の一例として、「犯罪人類学者」イスラエル・カステジャーノス(1891-1977)の初期研究を扱った。生物学的人種主義の決定論を用いてキューバの「黒人」の「消滅」を合理化しようとした彼は、1916年、ハバナ科学アカデミーの法医学賞を受賞、その『法医学から見たキューバにおけるニャニギスモとブルへリーア』は、「アフリカ系キューバ人」による「宗教的」実践の「秘密主義と難解さに包まれた違いの解明」において讃えられた。こうしたことを新生共和国キューバの近代化を志向する言説の中に読み解き、二点の学会発表を行い、それらを元にした論文を投稿中である。