表題番号:2021C-019 日付:2022/04/14
研究課題地方自治体におけるRPA導入と業務改善に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 大学院政治学研究科 教授 稲継 裕昭
研究成果概要
地方自治体におけるRPAの導入は、ここ数年急速に広まってきた。都道府県や政令市においてはほぼ100%近い状況になっている。だが、小規模な自治体における導入は芳しくない。無償の実証実験には付き合うものの、予算措置をして本格導入する小規模自治体は多くはない。ヒアリング等を通じて、人的課題、財政的課題のほかに、仕事量自体の課題があげられた。同一業務の反復作業が大規模な自治体ほど多くはなく、RPAに適したと考えれる業務は必ずしも多くはないという点をどう考えるかという点が今後の課題である。