表題番号:2020R-070
日付:2021/02/07
研究課題光伝搬遅延とデータ通信需要の関係の探求
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 川西 哲也 |
(連携研究者) | 理工学術院 総合研究所 | 招へい研究員 | 稲垣惠三 |
(連携研究者) | 理工学術院 総合研究所 | 嘱託 | 実野邦久 |
- 研究成果概要
- 本研究の最終的な目的は、光速が有限であり、当面、人類が地球上で生活するということを前提とした場合の、シーズとしての伝送技術における低遅延化の限界を理論、実験の両面から求め、一定の遅延が不可避であるという条件下でのニーズとしての情報通信需要の上限を探ることである。フィージビリティスタディとしていくつかのユースケースを取り上げ、低遅延システムの構成を検討し、これらの優位性を実証するための実験構成を提案した。具体的には工場内のロボットなど遅延に敏感なアプリケーションのための無線・有線融合システムによる伝送システムについて、無線区間、有線区間を統合的に最適化した回線設計、干渉検討などを行った。