表題番号:2020R-031 日付:2021/04/12
研究課題オンボード水素供給に向けたアンモニア電気分解の高電流密度・高効率化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 講師 花田 信子
(連携研究者) 早稲田大学先進理工学部 教授 野田優
(連携研究者) 早稲田大学先進理工学研究科 修士課程2年 赤木夏帆
(連携研究者) 早稲田大学先進理工学研究科 修士課程1年 Patil Neel
(連携研究者) 早稲田大学先進理工学部 学部4年 佐々木隆一
(連携研究者) 早稲田大学先進理工学部 学部4年 沓抜佳奈
研究成果概要
高容量水素貯蔵のキャリアとしてアンモニアに着目し、液体アンモニアもしくはアンモニア水溶液から電気分解により水素を生成する。本研究では、高電流密度を低電圧で出力するために、2元系アノード電極触媒の検討を行った。液体アンモニア電気分解反応に対して、比較的窒素との結合強さが近い金属の組み合わせであるNi-Pt触媒を適用した。Ni板にPtをスパッタしてアニール処理した電極を用い、表面積変化の影響を除去して評価を行った。Pt単体触媒比べてNi-Pt の二元系触媒はアノード反応に対して効果が見られなかった。Ni Pt の組み合わせでは、との結合が強いNi に律速が支配されてしまい二元系の効果が見られない可能性が高い。