表題番号:2020R-015 日付:2021/02/17
研究課題近代醤油醸造業の展開と近代日本経済発展に持つ意義―地域別の醤油醸造業の展開から―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 助手 小杉 亮介
研究成果概要
2020年12月には青森県八戸市・八戸市立図書館所蔵の『矢幅家(三戸)文書』、ならびに同県上北郡野辺地町野辺地町立歴史民俗資料館所蔵の『野坂常吉家文書』を閲覧・調査した。このうち、『野坂常吉家文書』の分析結果をもとに、野坂味噌醤油店の明治期から戦前期における醤油醸造業に関する研究を行った。研究成果は論文にまとめ、2020年12月に「明治・大正期の中規模醤油醸造業者の販路形成を規定した地理的条件―青森県上北郡野辺地町・野坂味噌醤油店の醤油販売の分析から―」と題し、早稲田大学産業経営研究所発行の『産業経営』に投稿した。2021年2月現在、査読結果を待っている段階である。