表題番号:2020R-013 日付:2021/04/09
研究課題アクティブ・ラーニングの有効性と連続性の自覚を促す学習の振り返りとその指導法開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 三尾 忠男
研究成果概要
大学生が過去に体験したアクティブ・ラーニングと現在、大学授業で受けている授業でのアクティブ・ラーニングの関連性と連続性について着目している。そこには、高校、大学の授業は、科目間の独立性・自立性が高いため、授業者の目的と意図によって学習者の活動が変わる。そのため、科目間、学年間の調整・協調は非常に少ないという現状認識に基づいている。今年度は、受講している学内での科目におけるALの形態とその活動内容をアンケートで調査する。その上で。どのようなALが期待され、自身でどのような学びにつながるのかについて、印象調査を実施した。その結果、学生自身がその授業におけるALの効果について批判的に評価することがある程度可能となる体験を小・中学校、高校でしており、効果が高い印象の講義と逆に低い印象についてそれぞれについて、比較的共通の観点があることが示唆されている。