表題番号:2020Q-022 日付:2021/04/08
研究課題シンスプリントに有効な足底板データの構築
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 助教 秋山 圭
研究成果概要

本研究は脛骨内側ストレス症候群(以下,MTSS)を有した選手を対象とし、インソールによる静止立位時における足部形態変化について検討することを目的とした。MTSS患者20および健常者20を対象とし、静止立位時の3次元足部形態計測を行った。解析の結果、MTSS群においてno supportに比べてsupportThumb side angle, Calcaneal angle, arch height, arch height ratio有意差が生じた。健常群においてno supportに比べてsupportarch height有意差が生じた。さらにMTSS群と健常群の間でThumb side angle, Calcaneal angle, arch height ratioに有意差が生じた.本研究によって足底板による脛骨内側ストレス症候群患者の足部形態の変化を客観的に抽出することが可能となった