表題番号:2020Q-018
日付:2021/04/03
研究課題不登校問題における予防的支援の最適化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 准教授 | 桂川 泰典 |
(連携研究者) | 人間科学学術院 | 助教 | 上村碧 |
- 研究成果概要
本研究の目的は,学校教育と家庭を結びつける汎用的・統合的な不登校予防実践のプラットフォーム構築にある。そのために,子ども/保護者/学校が共通の観点から「不登校関連行動の特徴と機能」を測定できる簡便なツールの開発を行う。
1)不登校関連行動の要素抽出を行った。項目の精選は,キャリア5年以上の現職・退職教員,スクールカウンセラー,不登校経験者にその構成概念および設問の検討を依頼しデルファイ法を用いて策定した。
2)策定した「不登校関連行動の特徴と機能」を測定できる尺度」(仮)を用いて,先行研究における不登校関連指標,学校生活・家庭生活状況全般を測定する尺度,欠席遅刻状況との基準関連妥当性を調査した。