表題番号:2020N-001
日付:2021/02/12
研究課題パワートランジションをめぐる実験研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 多湖 淳 |
(連携研究者) | 高知工科大学 | 准教授 | 三船恒裕 |
- 研究成果概要
- 高知工科大学の三船准教授とともに、国際政治学におけるパワートランジション理論に紐づけられた経済ゲーム実験(その中でも最後通牒ゲームとして知られる設定)をオンライン上で行うという、分野横断的な挑戦的な研究に取り組んだ。科研の集団謝罪研究のグループで培った協力関係をうまく活かし、社会心理学と国際政治学の理論と分析手法をそれぞれ意識した、かつ、従来実験室でしかできなかった経済ゲーム実験をオンラインで行うという取り組みであった。70秒間に自分の能力が相対的に下がる場合、または上がる場合において、相手を攻撃するボタンを押すまでの時間を計測し、その違いを群間で観察した。さらに追加の実験をし、その上で英語で成果を刊行する予定である。