表題番号:2020E-063
日付:2021/03/30
研究課題後発発展途上国における大気汚染:プノンペン市におけるPM2.5の濃度と分布の調査
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 アジア太平洋研究センター | 助教 | 佐々木 俊介 |
- 研究成果概要
本研究では、カンボジア王国の首都プノンペンを事例にPM2.5の濃度と分布の調査を行うことを予定していたが、新型コロナ・ウィルス(COVID-19)の問題が想定以上に長引き、カンボジアに入国すらできず、プノンペンでの調査を行うことができなかった。そのため、プノンペンの大気に関する情報をインターネットや知人の研究者等を通じて入手するとともに、現地調査の対象地を日本国内に変更し、プノンペンでの今後の調査に向けて、測定機器に関する研究を行った。測定機については、なるべく簡易で安価な器機を用い、どのような条件の場合には、安価な測定器でも使用上の問題が少ないかについて明らかにした。