表題番号:2020C-795 日付:2021/04/09
研究課題ボツワナにおけるAIDS治療の無償化政策とHIV予防行動に関する実証分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 講師 永島 優
研究成果概要

本研究では、2002年以降実施されたAIDSの治療の無償化がHIV感染予防行動にもたらした影響を分析する。本年度は、データの取得と整理、初期的な分析までを目標としていた。

取得予定だったデータは主に2つある。1つは、標本調査による社会経済データだが、取得は完了し、整理も行った。もう1つは、医療機関の位置情報と、無償AIDS治療の開始時期の情報である。これらは取得済みであり、整理を行った。しかし、コロナ禍により結合作業に必要な追加情報の取得が遅滞している。

コロナ禍の影響で調査・分析は持ち越したが、個別のデータの整理は完了し、分析準備は整えることができた。この準備をもとに、今後さらに研究を加速させていきたい。