表題番号:2020C-788 日付:2021/04/01
研究課題古墳の物理探査活動を通じた高校生の科学教育の実践
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 本庄高等学院 教諭 大塚 未来
(連携研究者) KEK(高エネルギー加速器研究機構) 助教 上野 一樹
(連携研究者) KEK(高エネルギー加速器研究機構) 技師 庄子 正剛
(連携研究者) KEK(高エネルギー加速器研究機構) 広報(URA) 髙橋 将太
(連携研究者) 総合研究大学院大学 後期博士課程 石川 力
(連携研究者) 総合研究大学院大学 後期博士課程 松本 祥
(連携研究者) 文化推進部(考古資料館) 学芸員 井上 裕一
研究成果概要

本研究は、古墳の物理探査という文理融合型の学際研究を高校生に経験してもらうことによって、新領域に挑戦する未来の人材の育成を狙いとしたものである。

本庄高等学院の有志生徒が古墳班、ハードウェア班、ソフトウェア班に分かれ活動を行っている。本年度は、本庄キャンパス内の考古学資料室の協力の下古墳についての基礎的事項の理解、ターゲットである東谷(ヒガシヤツ)古墳についての文献調査、KEKと連携し宇宙線ミューオンを用いた古墳透視装置の開発、総研大の大学院生の指導の下測定されたデータの解析にむけたPythonを用いたプログラミングやデータ解析講座を行った。

今後、本庄市とも連携を行いさらなる研究を進めていく。