表題番号:2020C-785 日付:2021/04/12
研究課題在宅学習における学生の授業中の行動と学習プロセスに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 准教授 尾澤 重知
研究成果概要

本研究では、新型コロナウイルス感染症等の影響により在宅での学習を余儀なくされている学生を対象として、学生の自宅等での学習行動と、特定の科目等における学習プロセスを明らかにすることを目指した。研究方法としては、(1) 学生の学習履歴の分析、(2) 経験サンプリング法(ESM: Experience sampling method)による主観的報告と、ウェアラブルセンサーを用いた生体情報の分析を採用した。Moodle等での活動履歴と自己報告の内容の分析を行った結果、自己報告の内容と実際の記録は必ずしも一致しないことを明らかにした。センサーを併用することで、実際の記録をもとにした内省を促す可能性が示された。