表題番号:2020C-771
日付:2021/04/08
研究課題日本版「テリトーリオ」の概念モデル構築と適用可能性の検証
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 助手 | 益子 智之 |
- 研究成果概要
本研究では、日本版「テリトーリオ」の概念モデル構築とその適用可能性の検証を最終目標とし、地方小都市における地域再生のしくみを解明することを目的とした。具体的には、以下の2都市を対象とし、実態解明を行った。
(1)利根川流域圏に位置する群馬県板倉町では、水防建築「水塚」を歴史的地域資源として捉え、「水塚」の形態分析と類型化、所有者意識の傾向分析を通じて、現代的かつ先進的な維持活用の仕組みの実態を明らかにした。
(2)城下町時代の統治圏域が現在も明瞭な大分県竹田市では、住民と移住者が歴史的地域資源として認識する都市の構成要素の違いを明確化し、歴史まちづくりに果たす移住者の二面的役割を明らかにした。