表題番号:2020C-733
日付:2021/03/18
研究課題量子状態制御可能な単一原子トラップシステム実現に向けた装置開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等研究所 | 講師 | 加藤 真也 |
(連携研究者) | 早稲田大学応用物理学科 | 教授 | 青木隆朗 |
- 研究成果概要
- 本課題の目標である量子状態制御可能な単一原子トラップシステムに向けて、特殊光トラップの設計および量子状態制御に活用する高性能光共振器の開発を行った。光トラップ設計は数値シミュレーションを基礎に必要なレーザーの強度やビーム形状についての考察を行った。また、具体的に装置として作製するために必要な光学素子の選定や性能評価を行った。光共振器開発は原子トラップにも必要となる光ファイバーの追加工の精度を大幅に向上させた。一連の結果については投稿論文としてまとめた。また、光共振器のミラーの作製技術も大幅に改善し光共振器の性能の大幅向上にも成功した。