表題番号:2020C-731 日付:2021/03/29
研究課題近代京都画壇に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 會津八一記念博物館 助手 山田 麻里亜
研究成果概要

近代京都画壇の主流をなした円山四条派は、18世紀中頃~19世紀初めの京都画壇において重要な役割を担った二人の絵師・円山応挙(173395)と呉春(17521811)を祖とする画派を合わせて呼称したものである。

本研究では早稲田大学會津八一記念博物館が所蔵する近代京都画壇の画家たちの作品について、画家の来歴と作品情報の整理を行った。その中で当館の所蔵作品が、日本美術史においてどのような存在として位置付けられるのかを考察した。今回主たる研究対象とした「山内俊祐コレクション」については、その調査整理の成果を早稲田大学文化資源データベースにおいて2021年度中に公開すべく、現在準備を行っている段階である。