表題番号:2020C-724
日付:2021/04/01
研究課題無線通信における符号化変調方式の開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | グローバルエデュケーションセンター | 講師 | 細谷 剛 |
- 研究成果概要
- 本研究では,擬似乱数ビット置換符号化変調(BICM-P) に対する新たなシェーピング手法を提案した.提案する手法では,符号化器に入力される系列に対し新たに擬似乱数系列を追加し,信号点間の距離を大きくするために,電力の小さい信号点と大きい信号点に分割できるように各信号点における擬似乱数ビット位置を考慮した.新たに追加した擬似乱数系列により各信号点の送信確率が不均等となり,ガウス分布を模した入力分布が実現された.次に,提案したシェーピング手法の下でピーク対平均電力比の増加を考慮した信号点配置を提案した.最後に密度発展法による反復閾値及び計算機シミュレーションにより性能を評価し,提案法の有効性を示した.