表題番号:2020C-722
日付:2021/04/02
研究課題大学生のリーダーシップ教育方法の標準化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | グローバルエデュケーションセンター | 教授 | 日向野 幹也 |
- 研究成果概要
- 早稲田大学を含む日本の三つの大学で,それぞれの大学の校風とも言うべきものに合わせながら学部生対象リーダーシップ開発科目のPDCAサイクルを回してみた結果,共通して(米国大学に比べて)重視する必要があるのは,従来の言葉で言えば学生の最低限度のアサーティブネスの強化であるとこれまで考えてられてきた.ところが,このアサーティブネスは必ずしも個人個人の属性や能力でカバーする(べき)ものではなく,その場その場での心理的安全性が確保されているかどうかに大きく依存し,しかも心理的安全性(Edmondson他)を構築することこそリーダーシップ行動の重要部分である可能性が分かってきた.