表題番号:2020C-721 日付:2021/04/08
研究課題日独姉妹都市の諸関係の経緯と現在に関する比較調査研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 後藤 潤平
研究成果概要
ドイツの諸都市と姉妹都市提携を結ぶ日本国内の市町村は50あるが、どの交流関係も個別特殊なものであり、様々な担い手がそのネットワークを用いて発展させてきた。このように地域独自の資源となっている姉妹都市関係の共通の課題として、世代交代と継続性の問題がある。本研究はこうした問題意識に基づき、様々な姉妹都市関係を調査することを目指したものである。本年の成果として、一般社団法人自治体国際化協会の関係資料が充実しており、その分析にはまだ時間を要するものの、数ある姉妹都市関係の分類の際に、交流の起点、交流の主体、交流内容などの視点が役立つであろうことが把握された。