表題番号:2020C-701
日付:2021/04/09
研究課題血清SPARC濃度と大腸ポリープおよび大腸がん発生の因果関係解明
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 講師 | 谷澤 薫平 |
- 研究成果概要
骨格筋から分泌されるマイオカイン"SPARC"は、大腸前がん細胞の増殖抑制作用を持つとされている。本研究の目的は、血中SPARC濃度と関連する一塩基多型(SNP)をゲノムワイド関連解析により同定し、それらを操作変数としたメンデルランダム化解析により血中SPARC濃度と大腸ポリープおよび大腸がん発生の因果関係を解明することである。本年度は中高齢男女1248名を対象として、一連の解析を実施するために必要なジェノタイプデータの取得、クオリティーコントロール、血中SPARC濃度の測定を実施した。クオリティーコントロールの結果、1219名、251,199個のSNPが解析対象となり、今後はこれらのデータを用いてゲノムワイド関連解析ならびにメンデルランダム化解析を進める。