表題番号:2020C-693 日付:2021/04/09
研究課題うつ・不安に対するマインドフルネス集団療法の効果の予測ー生理・心理・行動指標から
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 助手 高橋 徹
研究成果概要

どのような脳波の特徴を持つ人が、特にマインドフルネス集団療法が有効であるのかを検証することを目的としていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、新たなデータを取得することができなかった。そこで、研究室のプロジェクト研究で既に取得していたマインドフルネス集団療法の臨床試験のデータを整理し、約50名分ほどの3分間の安静時の脳波データが利用可能であると判断できた。それらの脳波データを対象に機械学習のモデルを適用する研究をこれまで進めてきたため、そのノウハウを用いて、今後うつ・不安の改善量と関連する脳波の特徴を探索する解析を進める予定である。