表題番号:2020C-636 日付:2021/04/08
研究課題超線形増大項のある完全非線形方程式の理論と応用
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 小池 茂昭
研究成果概要
二階完全非線形一様楕円型方程式が1階微分項の増大度が1次以上の場合のABP最大値原理が成立するための十分条件は知られている。そこでは、逐次比較関数法を開発することで得られた。これらを利用して、平均場ゲームに現れる方程式系のうち粘性ハミルトン・ヤコビ方程式が低階項が一次以上の増大度がある場合の解の存在を導いた。