表題番号:2020C-623 日付:2020/11/28
研究課題中国上海旧式里弄住宅における住居群の構成と空間変容のメカニズム研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 助手 陳 麟
(連携研究者) 早稲田大学 次級研究員 方恺
(連携研究者) 早稲田大学 講師 王薪鵬
(連携研究者) 早稲田大学 博士一年 Zhehan Zhang
研究成果概要
本研究では、上海旧式石庫門里弄住宅における増改築と外部空間に見られる生活用品の溢れ出しに着目し、住居群と道の関係性が里弄住宅の空間変容と外内部空間利用の拡張性に与える影響を明らかにする。その関係性により都市伝統建築としての里弄住宅における持続性について考察することを目的とした。主な成果は以下の3点にまとめられる。
(1)上海で現地調査の資料と課題を整理し、SD法によって里弄住宅外部空間の感性・官能評価を行なって、データをまとめた。
(2)これまでに整理したデータとアンケート結果を分析し、上海旧式石庫門里弄住宅の道空間タイプの異なる空間特性と評価結果が得られる。
(3)成果をJournal of Asian Architecture and Building Engineeringに投稿した。