表題番号:2020C-619 日付:2021/10/14
研究課題公共空間におけるタッチレスインタフェースの基礎検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 河合 隆史
研究成果概要
本研究では、ポスト・コロナ時代におけるヒューマンインタフェース・インタラクションの概念として、SDUI(Social Distance User Interface)を提案し、社会実装を想定したSDUIの実施例としてクロスモーダル3Dディスプレイシステムを構築し、その基本特性を評価した。
具体的に、身体部位に重畳表示された虚像によって微弱な触感が生起されるという、研究代表者らの先行研究に基づき「実際には触れていないのに、触れたような感覚が得られる」という視覚誘発型微触感錯覚を応用したクロスモーダルシステムを試作した。これを公共空間におけるタッチ型インタフェースのイノベーションの一形態と位置付け、その基本特性について人間工学的なアプローチによる実験的検討を行った。