表題番号:2020C-597 日付:2022/03/16
研究課題疑心暗鬼が曖昧性態度に与える影響―経済実験による解明―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 准教授 尾崎 祐介
研究成果概要

本研究課題は不確実性に疑念が入るような状況を構築して、その状況が確率によって測定できない曖昧性の選択にどのような影響を与えるのかを実験によって明らかにすることを目的としている。ただ、本研究課題を実現するためには対面での経済実験が必要である。しかし、新型コロナウイルスの影響で対面での経済実験を実施することが難しく、オンラインでの実施ができる形に実験の仕様を変更する必要に迫られた。そのため、本研究課題の問題意識から出発して、恥などの心理的な要素がリスクの選択に与える影響を考察するオンラインで可能な経済実験に変更した。実験の結果、「恥」の概念が選択に与える影響を確かめることができた。