表題番号:2020C-578 日付:2021/02/03
研究課題物質使用障害患者が持つ心理社会的脆弱因子の探索と効果的な支援方法に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 助手 加藤 篤士
(連携研究者) 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 堀正士
研究成果概要

 物質使用障害の中でも,アルコール使用障害(AUD)は内臓疾患のみならず精神的に深刻な影響を与えたり、社会生活が破綻するなど、本人にとっても社会にとっても大きな問題である。しかし、治療者側の立場から介入方法や成果が研究されることはあっても、患者側の苦悩や心理的プロセスに立脚した支援や治療の方法を検討されることは少ない。対象者からの時間をかけた聞き取りが医療現場では難しいことが原因であろう。本研究では,個人の体験や心理状態の経過を年表にしながら本人の語りを記録することを通じて、AUDがどのような経過をたどっているのか探索的に検討した。その結果、回復への転機として3因子が挙げられた。