表題番号:2020C-571 日付:2020/11/09
研究課題近代日本の学知と東西文明―中国との比較から
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 教授 真辺 将之
研究成果概要
日本と中国との学知の交流状況や、双方の状況の特異性を明らかにすべく、近代中国人の日本および欧米見聞録の検討を行った。ただし、その所収されている文献数は非常に多く、1年間では到底分析しきれない量であるため、本年度は特に、早稲田大学をはじめとする教育機関に関する部分をピックアップして検討する作業を行った。この成果は、現在申請者が執筆を担当している『早稲田大学150年史』に成果として生かされるだろうと考えられる。また、仏教や儒教等の伝統的な思想の持ち主がどのように近代化に向き合ったかの検討を行った。