表題番号:2020C-555 日付:2021/04/04
研究課題AI(人工知能)時代における仕事の未来に関する日米国際比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 高橋 利枝
研究成果概要
本研究の目的は、AI社会において今後生じうる新たな重要な問題に対処するため、若者とAIに関する国際比較調査から実態を把握し、「人間中心のAI社会」を創造するために役立てることである。本研究では、40名の日本人の若者(男性20名、女性20名;15歳〜25歳)を対象とした詳細な半構造化インタビュー調査を行った。AIに関する知識やスキル、認識や嗜好、仕事の未来に関する不安と期待などについて明らかにした。知見から「人間中心のAI社会」を創造するためには、「自己創造」の概念がキーとなると思われた。そのため今後は、この調査結果を参考にして、ハーバード大学バークマンクライン研究所とともに、国際比較サーベイ調査を実施したいと思う。