表題番号:2020C-506 日付:2021/04/09
研究課題ホッブズの幾何学的政治学とペティの政治算術との関係—社会科学方法論の観点から—
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) グローバルエデュケーションセンター 助手 後藤 大輔
研究成果概要
コロナ禍への対応に伴う教育業務の急増により、十分な研究時間を確保することができなかったため、ホッブズの政治学とペティの政治算術との関係について、基本的な先行研究を調査する段階までしか研究を進められなかった。残る課題は、ペティに対するホッブズの方法論的影響を明らかにするために、①ペティによる政治算術と幾何学的正義についての理解と、ホッブズの政治学方法論における経験的・実践的な側面との関係を検討すること、および、②ペティがパリ滞在時代にホッブズから受けた影響と、1646年にイングランドに戻って以降にサミュエル・ハートリブの知的サークルから受けた影響を比較検討することである。