表題番号:2020C-486 日付:2021/04/04
研究課題高等学校における,QFTと機械翻訳アプリを利用した英語スピーキング活動の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 本庄高等学院 教諭 細 喜朗
研究成果概要

本研究では、QFTの概念と機械翻訳アプリを活用した高等学校の英語教育におけるスピーキング活動を一般化させる研究を実施した。QFTとは,自ら質問を作り出す方法である。生徒たちの自律的で主体的な学びの機会に繋がる (Rothstein 2011)。また,QFTの活動の特徴である「質問作り」に注目した。実践手順は次の通り:[1]アイデアの創出[2]アウトラインを書く[3]スピーチ原稿作成[4]仲間で読み合う[5]スピーチ,以上の指導プロセスを実践した。なお,アイデア創出の際,Google翻訳のアプリケーションの使用を認めることで学習者自身が単語や表現の幅を広げることに繋がった。また,アウトライン作成の際はQFTの考えに基づき,自ら「問いかけ」行うことを指導プロセスに含めた。